12月23日は土曜日ではありませんでしたが、ソリストの大村さんをお迎えしてリハーサルを行いました。
オーケストラの事前のリハーサルは当然オケだけの「カラオケ」練習なので、ソリストがどう弾くかはそのときまでわかりません。
チャイコフスキーのようにテンポの細かい指示が多い曲で、
なおかつロマンティックにうたわせる要素も重要な曲になると、ソリストの音楽によって
これまでリハーサルしてきたものとまったく違うテンポや表情をとらざるを得なくなり、
(指揮者とソリストの打ち合わせでイメージはいわれているのですが・・・)
アタマの切り替えがとても大変!
しかしソリストが入ったことでわかりにくいところもわかりやすくなるし、
なんといってもソリストに触発されて、(いろいろな意味で)荒削りながらも
オーケストラの一体感が感じられたようにも思います。
これこそが協奏曲を演奏する醍醐味。
年内の合奏練習は納めとなりましたが、
正月休み明け一ヶ月、演奏者一同ベストを尽くしたいと思います。
写真はリハーサル前の指揮者との打ち合わせ。